2009年 東建ホームメイトカップ
期間:04/16〜04/19 場所:東建多度カントリークラブ(三重)
大混戦!首位と3打差に24人。石川遼は最終日に巻き返し誓う
三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている、国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の3日目。風もない穏やかな快晴となっているが、上位でスタートした選手たちがスコアを伸ばせず、大混戦となっている。
首位は通算7アンダーの小田孔明とブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)の2人。3アンダー10位タイからスタートした小田は、「今日は何があっても怒らないようにプレーしました」と言う。思い通りにスコアを伸ばせなくて、自分に怒ると悪い流れになってしまう。パッティングの調子も良く、焦りもなくスコアを伸ばし首位タイまで浮上した。
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一方のブレンダンは、4番パー5でのバーディと、17番パー5でのイーグル以外は全てパープレー。バーディチャンスでことごとくパットが決まらず我慢のラウンドとなった。
1打差の通算6アンダー3位タイは、この日5ストローク伸ばして急浮上した山下和宏と、スティーブン・コンラン(オーストラリア)、金鐘徳(韓国)、高山忠洋、松村道央の5人。通算5アンダー8位タイには、丸山茂樹、星野英正など7人。さらに1打差の通算4アンダー15位タイに矢野東、上田諭尉、藤田寛之など10人が集団を形成している。誰が最終日に抜け出すかまったくわからない状況となっている。
そして、注目の石川遼。予選2日間をイーブンパーでラウンドし42位タイからスタートし、この日も2バーディ、2ボギーのイーブンパー。順位も変わらず42位タイで最終日を迎えることになった。「パープレーから脱出したい。最終日は10アンダーを目指して頑張ります」と語る石川は、すぐに練習場へ向かった。