2009年 東建ホームメイトカップ
期間:04/16〜04/19 場所:東建多度カントリークラブ(三重)
歴代優勝者が上位に浮上! 石川遼は耐えるゴルフで42位タイ
三重県にある東建多度CC・名古屋で開催されている国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」2日目。午前中は厚い雲に覆われていたが午後からは日も差し始め、風も穏やかな好コンディションとなった。
風が吹かなかったこともあり、上位は順調にスコア伸ばした。首位は通算7アンダーのクレイグ・パリー(オーストラリア)、高山忠洋、松村道央の3人。それぞれインコースでスコアを伸ばしてきた。2005年の大会でツアー初優勝を果たした高山は「やっぱり相性がいいんですね」と笑顔で振り返るが、もう一人、07年の優勝者・上田諭尉も首位と1打差の通算6アンダー単独4位に浮上してきた。
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10年ぶりに開幕戦出場の丸山茂樹がこの日3ストローク伸ばし、通算4アンダー5位タイに浮上してきた。「少し気合入れてやりたいね。みんな初戦だし、みんなも気合入っているだろうから、自分も気持ちを強く持ってやります」。丸ちゃんスマイルが日本ツアーに帰ってきた。
通算3アンダーの10位タイには、石川遼と同組でラウンドした矢野東と津曲泰弦など11人が並んでいる。イーブンパーの29位タイからスターとした石川は、この日3バーディ、3ボギーで通算スコアはイーブンと変わらず、順位は42位タイまで後退してしまった。初日はパッティングに悩んだ石川だが、この日はドライバーショットも左右に曲げるなど、耐えて凌ぐラウンドとなっている。
予選ラウンド2日間を終えて、通算1オーバー51位タイまでの61名が決勝ラウンドに進出することが決まった。昨年賞金ランキング4位の谷原秀人や、深堀圭一郎、さらにディフェンディングチャンピオンの宮本勝昌も予選で姿を消すことになった。