2008年 ドバイデザートクラシック
期間:01/31〜02/03 場所:エミレーツGC(UAE)
圧巻!再逆転でタイガーが2週連続優勝!
UAEのドバイにあるエミレーツGCで開催されている、2008年欧州男子ツアー第10戦「ドバイデザートクラシック」の最終日。タイガー・ウッズがドラマチックに砂漠のタイトルを奪還。今季2戦2勝としている。
前日、まさかの失速で5位タイに後退、崖っぷちに立たされていたタイガー。タイトル奪還を目指し、序盤こそバーディを重ねたが、その後は2ボギーを叩き前半はわずかに1つスコアを伸ばすに止まる。しかし、後半に入るとすぐさま伝家の宝刀「タイガーチャージ」を披露。3連続バーディなどで一気に首位に躍り出る。終盤、マーティン・カイマー(ドイツ)に追い上げられたが、17、18番と連続バーディで振り切り、通算14アンダー。見事にタイトル奪還、そして舞台を変えての2週連続優勝を果たした。
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タイガーと並んで5位タイからスタートしたカイマーは連続バーディでスタート。首位に迫ったが、その後は足踏み。途中13番ではボギーを叩き、首位との差は開いていく。しかし、勝負が決しかけた16番から連続バーディ、そして最終18番でイーグルを奪い通算13アンダーとしたが、タイガーに振り切られ単独2位でフィニッシュ。終盤の猛追で大会を大きく盛り上げた。
タイガーに代わって首位からスタートしたアーニー・エルス(南アフリカ)。前半は2つスコアを伸ばし、優勝へ向けて前進していたが、後半に入って2バーディ、3ボギーとペースを崩し通算12アンダー。結果的に後半の3ボギーが響き、ルイス・オーシュイゼン(南アフリカ)と共に3位タイで大会を終えている。また、連覇を狙ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は6位タイ、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は19位タイで大会を終えている。