【WORLD】エビアンマスターズのメジャー昇格の是非
2000年 マスターズ
期間:04/06〜04/09 場所:オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)
復調デュバル65マークで首位に。ジャンボは後退18位。丸山も予選通過。
オーガスタナショナルは2日目も快晴。風もまずまずの穏やかさで絶好のバーディ日和となった。このコンディションに乗ったのがマッチョ変身のデビッド・デュバルだ。アイアンの切れも復活し、2番ロングでまずイーブン。12番ショートでもバーディ。14番でも入れて2アンダー。稼ぎ所の15番ロングはイーグル。17番18番もバーディで締めくくって、なんと65をマークし、一気に首位に立った。久しぶりに強いデュバルがよみがえった。
タイガー・ウッズはイライラのつのるラウンドだった。とにかく寄らない。入らない。本来なら3~4ストロークは詰めておきたい第2ラウンドなのに、結局現状維持のパープレー。あと2日、奇跡のゴルフをしない限り二度目のマスターズ勝利はなくなった。
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日本選手ではジャンボ尾崎が今日もまずまずのゴルフ。2番をボギーとする嫌な展開だったが8番9番と盛り返し、11番12番のボギーも14番15番の連続バーディで帳消し。結局4バーディ4ボギー。2日続けての72で順位は18位とすこし後退したものの、悠々の予選通過で気分は悪くない。「まだやりたいことの半分しかできていない。明日からは守りのゴルフではなく、攻める」と強気の発言も飛び出してきた。
丸山茂樹は苦しかった。いきなり1番をボギー。8番で「もう来ないかと諦めかけていた」という待望の初バーディが来て、少し明るい雰囲気になったが、すぐその後で11番のダブルボギー。だが「このダボでかえって冷静になれた」という。後のない6オーバーまで追い詰められてから、13番14番15番と大逆転の3連続バーディが決まってくれた。トータル3オーバー。カットラインに1ストロークの余裕をもっての決勝進出だ。