石川遼がアジア地区2試合での出場を決定
2003年 ダンヒルリンクス選手権
期間:09/25〜09/28 場所:セントアンドリュースほか(スコットランド)
生涯初のアルバトロスを出したウェストウッドが単独首位に!
スコットランドのセントアンドリュースオールドコース、カーヌスティとキングスバーンズの3コースで開催されている、2003年欧州ツアー第35戦『ダンヒルリンクス選手権』の3日目。最近調子を上げてきているリー・ウェストウッドが、キングスバーンズの9番ホールでアルバトロスを達成するなど62で回り、トータル16アンダーで単独首位に踊り出た。
リー・ウェストウッド
「アルバトロスなんて練習でも出したことがないし、何と表現していいか・・・。とにかく嬉しい。2打目は218ヤードから4番アイアンで打った。ちょっと右に飛び出したけど、転がって入ってくれた。先週も224ヤードからホールインワンを出したけど、それぐらいの距離が最近調子が良い。明日はセントアンドリュースだが、あそこでのプレーはいつでも楽しみ。リスクとチャンスが背中合わせのコースで、メンタル的にも試される。我慢が明日のキーワードになりそうだ」
3年前には欧州ツアー賞金王にも輝いた若手ナンバーワンの逸材だったが、その後は大スランプに見舞われ、プロのコーチ、デビッド・レッドベターに師事。そして今季BMWインターナショナルオープンで3年ぶりの優勝を飾り、見事カムバック。
ちなみにウェストウッドより先に、デンマークのスティーン・ティニングがキングスバーンズ3番ホールでアルバトロスをマークしていた。これで今季欧州ツアーでは5人のアルバトロス達成者が出た事になる。
2位には、2日目首位だったダレン・クラークがつけた。1イーグル、6バーディ、2ボギーと快調なゴルフながら、本人曰く「もっと伸ばせた」と少し不満げ。確かにこの日はグリーン上で苦戦していた。ショットの調子が良いだけに、明日は期待が持てるだろう。