S.ガルシアが2イーグルで4位タイに食い込む
2003年 カタールマスターズ
期間:03/13〜03/16 場所:ドーハGC(カタール)
カタールマスターズ3日目も日没サスペンデッド
2003/03/15 09:00
欧州男子ツアー第12戦「カタールマスターズ」3日目。この日も前日の残りホール消化に時間がかかり、結局日没サスペンデッドとなった。予選通過を果した選手全員がホールアウトすることができず、最終日に残り全ホールをこなすことになる。
午前中に行われた2日目の残りラウンドを終了した時点では、南アフリカ出身のJ.キングストンが9アンダーで首位に立った。キングストンはツアー未勝利の選手だが、この日も67と安定した成績を残し、初優勝に向けて一歩前進した。強風の中スコアメークに苦しむ選手が多かったが、キングストンだけはショットの調子がよく、風が弱かった前半に5つ伸ばした。後半に入ると強風が吹き始めたが、ほとんどのホールでパーオンしバーディチャンスを演出した。明日は長丁場になるだけに、疲労とプレッシャーとの戦いになるだろう。
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J.キングストン
「前半に5ストローク伸ばしたが、強風になった後半にパープレーできたことの方が大きい。特に後半のパー3では2回とも3番アイアンでパーオンできた。あの強風の中では難しいことだった」
ショット以上に調子が良いのがパターで、今週から中尺パターを使用し始めた。これは同郷の親友、ロジャー・ウェッセルズが借りたもので「もう返したくない」というほど相性が良い。
また2日目に6アンダーで暫定首位に立っていたJ-F.レメジーだが、3日目スタートして4ホールで2つスコアを落とし、一気に8位に転落した。
J-F.レメジー
「中断が多くて集中力が続かない。でも『仕方がない』と諦めて運命を受け入れることも必要だよ」
明日の日曜日は、午前中に3日目残りホールを消化後、最終日の18ホールを戦うことになるが、相変わらずの強風のためキャンセルもあり得るという。いずれにしろ、早い時点でスコアを伸ばした選手が有利になりそうだ。