昨年の覇者はA.キロス。中東での強さは最終戦でも健在だった 【前田直子（マエティコ）】

2012年の欧州ツアー最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」が、11月22日（木）から25日（日）までの4日間、UAE（アラブ首長国連邦）のジュメイラ・ゴルフエステーツで開催される。シーズン最後を締めくくるビッグトーナメントは、同ツアー賞金ランク60位以内の選手に出場権が与えられる最強フィールドで、賞金総額800万ドルを懸けて争われる。

昨年は単独首位からスタートしたアルバロ・キロス（スペイン）が、最終日も5ストローク伸ばして逃げ切り、シーズン2勝目を飾った。また同時に、米国・欧州両ツアーの賞金王タイトルの懸かったルーク・ドナルド（イングランド）が3位に滑り込み、W賞金王戴冠という前人未到の快挙を成し遂げた。

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今季はすでに、世界ランクトップに立つロリー・マキロイ（イングランド）が、2週間前の｢バークレイズ・シンガポールオープン｣での3位フィニッシュにより、ドナルドに続いて米国・欧州両ツアーの賞金王タイトル獲得を決めている。毎年、世界の注目を集めている今大会、この最終戦を制すのはいったい誰なのか、見逃せない一戦となる。

【主な出場予定選手】
R.マキロイ、P.ハンソン、J.ローズ、L.ウーストハイゼン、I.ポールター、B.グレース、F.モリナリ、L.ドナルド、G.マクドウェル、P.ローリー、N.コルサート、L.ウェストウッド、M.マナッセロ、M.カイマー、C.シュワルツェル、T.ビヨーン、M.A.ヒメネス、S.ガルシア、H.ステンソン