最終日に逆転しツアー3勝目を果たしたフランチェスコ・モリナリ（Stuart Franklin/Getty Images）

◇欧州男子◇スペインオープン 最終日◇Real Club de Golf El Prat（スペイン）◇7,134ヤード（パー72）

首位と4打差の6位タイからスタートしたフランチェスコ・モリナリ（イタリア）が、最終日に「65」をマークする逆転劇で、ツアー通算3勝目を手にしている。

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モリナリはこの日7バーディ、ノーボギーのラウンドで、後続に3打のリードで首位に立った。初日、2日目は強雨と風という悪コンディションにも屈せず、トップ10をキープし続けた。「すべてがパーフェクトに作用し、いいプレーができた。パットもよく決まってくれたしね」と、2010年「WGC HSBC選手権」以来、約1年半ぶりの歓喜の勝利に浸った。

通算5アンダーの2位タイには、地元スペインのアレハンドロ・カニザレス、パブロ・ララサバル、ソレン・ケルドセン（デンマーク）の3選手、通算3アンダーの5位タイには、トービヨン・オルセン（デンマーク）、ホルヘ・カンピージョ（スペイン）の2選手が並んだ。

若手新鋭、イタリアのマッテオ・マナッセロは3日目に12位タイに後退するも、最終日は6バーディ、2ボギーと2ストローク伸ばし、通算2アンダーの7位タイでフィニッシュしている。