B.ワトソン、涙のメジャー初制覇 2012年マスターズを振り返る
2012年 メイバンク・マレーシアオープン
期間:04/12〜04/15 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)
「何としてでも勝ちたい」L.ウーストハイゼンが暫定首位で最終日へ
◇欧州男子◇メイバンク・マレーシアオープン3日目◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇7,000ヤード(パー72)
嵐によるサスペンデッドで第2ラウンドの未消化ホールからスタートした3日目は、日没サスペンデッドによりホールアウトしたのはわずか12名と、コンディションの変化に大きく遅れを強いられた今大会。そんな中、前週のメジャー初戦「マスターズ」で惜しくも優勝こそ逃したものの好調を維持するルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が、8ホールを残して通算13アンダーの暫定単独首位に浮上した。
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ウーストハイゼンは、第2ラウンドで首位に1打差と迫る通算8アンダーの暫定単独3位でサスペンデッドを迎えたが、再開後、14番、15番で2つのバーディを奪って「68」でホールアウトし、第3ラウンドはここまで3ストローク伸ばして首位に浮上している。「スイングやフィーリングも素晴らしい状態なので、タフな1週間だったが、自信を確実なものにするためにも何としてでも勝ちたい」と、前週の大舞台での健闘の精神的、肉体的な疲労をものともせず、明日の勝利に強い意欲で最終日に挑む。
通算12アンダーの暫定単独2位には、7ホールを残したステファン・ギャラハー(スコットランド)、さらに通算10アンダーの暫定3位タイには5ホールを残したラファエル・カブレラベロー(スペイン)、6ホールを残したダニー・ウィレット(イングランド)、7ホールを残したデイビッド・リプスキー(米国)の3選手が続いている。
そのほか、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)は通算7アンダーの暫定12位タイに後退。日本勢は片岡大育が第2ラウンドを「71」でラウンドし予選突破を果たすと、1ホールを残して通算3アンダーの暫定31位タイとなっている。平塚哲二は第2ラウンドを「71」とするも、通算1アンダーで予選落ちを喫した。尚、第3ラウンドの未消化ホールは明朝7時45分から再開される。