2012年 Avantha マスターズ
期間:02/16〜02/19 場所:DLF G&CC(インド)
J.クルーガーが初勝利へ王手!欧州勢が上位へ
◇欧州男子◇Avantha マスターズ3日目◇DLFゴルフ&カントリークラブ(インド)◇7156ヤード(パー72)
ムービングデーにノーボギーラウンドで「66」をマークしたジェイブ・クルーガー(南アフリカ)が通算11アンダーとして単独首位で最終日を迎えることになった。
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5アンダーの16位タイから出たクルーガーは、前半6番(パー5)、後半15番と2つのイーグルを奪った。166センチと上背は無いが、昨年初めて出場した日本ツアー「パナソニックオープン」ではは優勝争いを演じるなど、将来の活躍を期待されている25歳。「今日のようなプレーを明日もできれば。“僕の週”であれば勝てるはず。あまり入れ込み過ぎないようにしたい」とツアー初勝利へ、平常心を強調した。
予選2日間を終えてトップのピーター・ホワイトフォード(スコットランド)はスコアを伸ばせず通算10アンダーのまま。マルセル・シーム(ドイツ)、ジョアン・バプティスト・ゴネット(フランス)と並び首位に1打差の2位タイに後退した。さらに1打差の通算9アンダー5位タイにはこの日ベストスコアの「64」をたたき出したホセ・マヌエル・ララ(スペイン)らが加わった。
予選ラウンドで上位を占めたアジア勢はこの日、苦しんだ。トップから3打差以内に15人がひしめく混戦状態だが、その中でアジア出身の選手は9アンダー5位タイのプロム・ミーサワット、8アンダー11位タイのチャプチャイ・ニラト(ともにタイ)の2人だけ。同じくタイのトンチャイ・ジェイディ、キラデク・アフィバーンラトは通算5アンダーの24位タイまで順位を下げた。
地元インドのアニルバン・ラヒリは6アンダー、20位タイとトップとは5打差。アジアンツアーとの共催試合で最終日、彼らの挽回はあるだろうか。