昨年大会では、最終ホールでスーパーショットを披露し、欧州ツアー初勝利を手にしたノ・スンヨル

欧州男子ツアー第9戦「メイバンク・マレーシアオープン」が、4月14日（木）から17日（日）までの4日間、マレーシアにあるクアラルンプールG＆CCで開催される。アジアンツアーとの共催イベントとなっている本大会は、2011年の今年で50周年を迎える。

昨年の大会では、18歳のノ・スンヨル（韓国）が、最終ホールで劇的なカップインを決め、通算14アンダー、2位のチェ・キョンジュ（韓国）から1打逃げ切り、欧州ツアー初勝利を飾っている。ディフェンディングチャンピオンとして臨む今年、その細身の体躯ながら300ヤードの飛距離を武器に連覇に挑む。

＜＜　下に続く　＞＞

今年は50周年を祝し、メジャーチャンピオンであるルイ・ウーストハイゼン（南アフリカ）や、先週「マスターズ」を制したチャール・シュワルツェル（南アフリカ）、同試合、最終日にスコアを落とし、タイトルを逃すことになってしまったロリー・マキロイ（北アイルランド）が参戦する。「3名の新星たちはゴルフファンの多くを魅了するだろう」と大会チェアマンは、彼らの活躍に期待を寄せている。

また、先週のマスターズは予選落ちに終わったものの、現在世界ランキング首位に君臨するマーティン・カイマー（ドイツ）、11位タイでフィニッシュしたリー・ウェストウッド（イングランド）が参戦する。

日本からは平塚哲二、久保谷健一、市原弘大の3名が出場予定となっている。平塚は前々週の「ハッサンIIゴルフトロフィー」で9位タイと健闘を見せ、調子も上々だ。そんな日本勢が、今週、欧州の精鋭たちに挑む。

【主な出場予定選手】
M.カイマー、L.ウェストウッド、ノ・スンヨル、C.シュワルツェル、R.マキロイ、P.マーチン、L.ウーストハイゼン、T.ハミルトン、M.キャンベル、M.マナッセロ、J.M.ララ、S.S.P.チョラシア、平塚哲二、久保谷健一、市原弘大