100回目の記念大会で優勝を飾り、歴史に名を刻んだアーニー・エルス（Julian Finney／Getty Images）

南アフリカのダーバンGCで開催されている、2011年の欧州男子ツアー第2戦「南アフリカオープン選手権」の最終日。通算25アンダーで、アーニー・エルス(南アフリカ)が今季初勝利を手にしている。

初日の大雨の影響もあり、決勝ラウンド36ホールを最終日に開催することとなった今大会。このタフな条件の下、最後に勝利を手にしたのはエルスだった。第3ラウンドでは立ち上がりでスコアを落としたが、中盤以降盛り返して首位の座をキープ。迎えた最終ラウンドも、着実にスコアを伸ばし、14番ではイーグルをマークして通算25アンダー。終盤、同胞のレティーフ・グーセンの猛追をかわし、100回目の記念大会で歴史に名を刻んだ。

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単独2位で決勝ラウンドを迎えたグーセンは、第3ラウンドで1打差まで迫るも、トップを奪うまでは至らず最終ラウンドへ。逆転を狙った最終ラウンドも勝負に遅れ、ラスト3ホールで3連続バーディを決めるも時すでに遅し。1ストローク届かず、通算24アンダーで2位のまま大会を終えた。

通算21アンダー、単独3位にはルイ・ウーストハイゼン。続く、通算18アンダー、単独4位にはカール・シュワルツェルが入り、上位を南アフリカ勢が独占。5位タイにフランスの19歳、ロマイン・ワテルとロバート・ロック(イングランド)が食い込み意地を見せている。