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さくら、メジャー覇者と大和撫子の意地見せる

ツアー最終戦で公式戦初勝利と年間3勝を達成した横峯さくらが、2日から福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開幕する「KYORAKU CUP 第7回日韓女子プロゴルフ対抗戦」のプロアマ戦に出場。1日のこの日は、入念にコースをチェック。前週のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで優勝した勢いと、トレードマークになった“二刀流”で打倒韓国を宣言した。

初の公式戦Vの後も気は緩めない。強豪韓国を倒すまでシーズンは終わらないのだ。メジャー制覇のお祝いも「ご飯を食べに行ったりとか、その程度」。日米で大活躍する韓国勢の勢いを止めるべく福岡に乗り込んできた。コースチェックも怠らない。「グリーンがすごく難しい。距離はないんですけどね。今週もドライバー2本で行きます!」“二刀流”を武器に気合も十分だ。

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日本サイドにとっては親善のイメージがあるこの大会だが、韓国選手は国の威信をかけて乗り込んでくる。「韓国は国を背負ってきているというか、ピリピリしています」。通算成績は日本の2勝3敗1分だが、ここ4年間は3敗1分。強豪韓国の前に苦渋をなめ続けてきた。それだけに横峯は「気持ちで負けないように頑張ります」。土壇場で公式戦Vを決めた精神力で日本チームを牽引する。

大会は、両チーム12人がストロークによるマッチプレーを2日間行い勝負を決める。「ストロークになると、自分の世界に入っていかないといけない。(通常の)マッチプレーは駆け引きとかありますけど…。なので、自分のプレーが出来ればいいと思います。ストロークプレーは、ボギーを打っても次取り返せばいいので、いつも通りですね」。この日韓戦は3戦全勝と相性抜群なだけに心構えは万全だ。

初日の対戦相手は、賞金ランク2位につけた全美貞。昨季は3勝したが、そのうち2回は横峯と回り競り勝っている。「手強いですね。(美貞は)自分と回ったとき、結構優勝してるんですよ」。相手にとって不足はない。横峯が大和撫子の意地を見せる。

2006年 第7回日韓女子プロゴルフ対抗戦



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