この日はバーディも無く、最終組ながら走らされて…とストレスの溜まる1日となった上田桃子

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」3日目、単独首位からスタートした上田桃子だったが、一組前でプレーする諸見里、横峯の直接対決に沸くギャラリーに気を抜かれたかのように、この日のゴルフは精彩を欠いてしまった。

ショットは良かったというものの、風の影響もあって序盤はチャンスを作り出せない。4番、5番と長い距離のバーディパットを、いずれも3パットでボギーとすると、後半も14番でボギーを叩き、バーディは無し。この日は3つスコアを落として、通算2アンダーの8位タイへと後退した。

それでも、「今日は茜ちゃんもスコアを伸ばしたから、チャンスはあると思う」と前を向く上田。「調子は悪くないので、一つでも多くバーディを獲って、気持ちよく締め括りたいです」と、最終戦の最終日に期待を込めた。