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桃子のガッツUSA!!

桃子、首位と9打差も「勝ちにこだわる」

「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目の上田桃子、「いくつもぐれるかが大事」と話していた第3ラウンドは、通算2オーバーからのスタートとなった。

この日はロングパットの距離感に苦しんだという上田。1番で6mのバーディパットを1mショートするなど、打ち切れないパットが続いた。5番パー3でようやく6mを沈めたが、折り返した10番で左手前7mから1.5mショートして、3パットのボギーとしてしまう。

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「さすがに何やってるんだろうと思って。11番はこれが外れたら仕方ないっていうくらい集中して打ったのが入ってくれました」と、直後の11番ですぐにバーディを取り返すと、14番、16番でもバーディを奪い、この日は4バーディ1ボギーの「69」。通算1アンダーへとスコアを伸ばし、単独4位に浮上した。

「それなりに良いラウンドが出来ました」と、苦労しながらもスコアをまとめた事に一定の評価を与えた上田。とはいえ、内容には満足していない。「ショートした1.5mとか2m(のパット)を入れていたけど、凄く疲れる。ショットは悪くないのに、一生懸命パーを拾っている感じで、もっと軽く回れたら良いのに、それが良くない所です」と、スコアを出せるという手ごたえを感じながら、パットが噛み合わないことに苛立ちを見せた。
首位の辛ヒョンジュには9打差をつけられたが、上田は諦めていない。「優勝したいと思ってメジャーに来たので、下を見ずに勝ちにこだわってやっていきたいです。気持ちの強い人が勝つと思うので、気持ちで勝ちに行きたいです。ゴルフは最後まで何が起こるか分からないので、最後まで諦めないでプレーしたいです」。コースがコースだけに、最終日の大逆転劇の可能性も否定は出来ない。

2008年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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