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桃子のガッツUSA!!

桃子、パットが不調も優勝圏内に踏みとどまる

「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の2日目、初日3位タイと好位置につけた上田桃子は、同じスコアの横峯さくら原江里菜と同組となった。

出だしの1番パー4はペアリングが良かったのか、3人共にバーディ発進となり幸先の良いスタートを切る。2番パー3は、上り5mのスライスラインを攻めきれずパーとすると、今日はパットの調子が上がらず、3番、5番でもグリーンオンさせるまでは良いが、2パットと我慢のゴルフが続く。

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続く6番パー4は、322ヤードとパー4の中で1番距離の短いホールで、グリーン前に大きなガードバンカーが待ちうけているが、上田は強気にドライバーでガードバンカーを狙っていった。バンカーからの2打目は、ピンを大きくオーバーし、ここでも2パットのパーとする。だが、9番で7mのロングパットをねじ込みバーディとし、前半は2つスコアを伸ばして折り返した。

良い流れは続き、11番はピン奥2m、12番も2mの大きく切れるスライスラインを沈めて連続バーディ。この時点で通算8アンダーの首位タイに立った。

だが、「難しいパッティングラインは入りだしたけど、入れたいパットが決まらない」という上田は、16番で2mのパーパットを外してボギーとすると、17番パー3ではティショットをグリーン奥にこぼして、寄らず入らずのボギー。終盤で2ストローク落としてしまう。結局この日は、4バーディ、2ボギーの「70」でホールアウトし、通算6アンダーの3位タイで2日目を終えた。

「ショットがどうのではなく、後半のボギーが許せないくらい悔しいです。これから練習してきます」と悔しさをあらわにしたが、明日に向けては「この展開で勝てたら嬉しいですね。明日、自分としては4か5アンダーくらい出さなければだめだと思います」と、しっかり目標を定めていた。

本人にとっては納得出来ない1日も、首位とはわずか2打差の優勝圏内に留まっている。調子の悪かったパットを調整して、明日は逆転優勝といきたいところだ。

2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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