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石川遼

遼、ツアー13年ぶりの偉業へ「一生訪れないチャンス」

国内男子ツアーの今季第13戦「フジサンケイクラシック」は1日(木)から4日間、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催。ディフェンディングチャンピオンの石川遼は大会史上初、ツアーでは13年ぶりの同一大会3連覇に挑む。

開幕前日の31日(水)。午後に豪雨に襲われたプロアマ戦を戦い終えた石川は「雨に慣れるのは重要だと思っていたので、いい準備ができたと思う。明日は思い切ってやるだけ」と晴れやかな表情を見せた。

2009年大会は2位以下に5打差をつける圧勝劇。翌2010年は杉並学院高時代の先輩、薗田峻輔との4ホールにわたるプレーオフを制して2連覇に成功した石川。1973年のツアー制施行後、同一大会3連覇以上を達成したケースは11例(8人)あり、尾崎将司が4大会で達成と無類の存在感を際立たせている。しかしリー・ウェストウッド(イングランド)が「住友VISA太平洋マスターズ」の1996年から98年大会を制して以来、その記録は新たな達成者は出現していない。

だからこそ、この状況に武者震いがする。「これからゴルフ人生がある中で、もう一生訪れないチャンスかもしれない。相当な経験が積める」と目を輝かせる。「1回でも勝てた時点で、そのコースと相性が悪い、ということがなくなる。2連覇できた時は本当に相性が良いと再確認できた。3連覇目になると、それが確信になってくるでしょうね。他の選手どうこうではなく、自分のプレーをすれば自ずと上にいるという風になってくる」と未知の境地に立つ自分を想像し、闘争心を燃やしている。

太平洋沖から接近中の台風12号の影響で、大会期間中の天候は大荒れになることが濃厚。「72ホールを、最後までできれば戦いたいが、54ホールになる可能性も頭の中に置いてやっていきたい。出遅れることができない、そういう意味で緊張感があります」とスタートからエンジン全開で戦う必要性も強調。「一年ツアーを戦う上で、勝てる可能性が大きい、最も優勝できるチャンスがある大会」と公言するトーナメントで、偉業達成へ突き進む。(山梨県富士河口湖町/桂川洋一)

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