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石川遼

遼、「内容はまだまだ」ながらも14位で発進

国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」は26日(木)、千葉県の千葉CC梅郷コースで開幕。石川遼は4バーディ、2ボギーの「70」でまわり14位タイでスタートした。

大会初日、インコースから出た石川は序盤からショットの精度を欠いた。12番でドライバーでのティショットをフェアウェイに置きながらも3パットでボギーを先行。15番で3メートルのバーディパットを沈めて取り返すが、17番でティショットを右ラフに曲げ、第2打もグリーン左に外してボギーとしてしまう。

さらに折り返しの18番(パー5)では「今年で一番悪いスイング。上体に力が入った」と言うドライバーでのティショット。打った瞬間にギャラリーから「ああ!」と嘆きの声が響く一打は、左のOBゾーンへ向かって飛んだ。

しかしこのボールは左サイドの木に当たってなんとか“セーフ”。ラフからの続く0番アイアンでの第2打でフェアウェイ中央へ運び、残り125ヤードの第3打をピッチングウェッジでピンそば1メートルにつけてバーディ。大ピンチが一転したチャンスを生かし、イーブンとして前半を折り返した。

すると後半は4番で右ラフからの第2打を1メートルにつけ、最終9番でも右サイドのバンカーからピン右1メートルにつけてバーディフィニッシュ。「ショットがボロボロだったが、それ以外でリカバリーできた。ボギーを2つに抑えられたのは大きい」。14位タイ発進と、まずまずの初日を終え「すごくホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。

ラウンド後はショットの修正に多くの練習時間を割いた。この日は特に後半アウトの9ホールではティショットでフェアウェイをとらえたのは1番だけ。両サイドを木々に囲まれ、狭く絞られたフェアウェイに悩まされた。

そんな石川が2日目以降の課題に挙げたのがメンタル面。4月に3度目の挑戦で初めて予選を通過した「マスターズ」の経験を思い起こす。「オーガスタも意外と(ティショットの落としどころは)狭いので、ものすごくターゲットを絞る。半径2ヤードとか3ヤードくらいの円にピンポイントで落としていくくらいでないとダメだった」。フェアウェイが広く、ドライバーを思い切って振れるコースを得意と自認する一方で「日本に帰ってきて、ちょっとターゲットが“ぼやけ気味”になっていた」とティグラウンド上での集中力の欠如を反省した。

トップと4打差のスタートは、もちろん週末の優勝争いに向け好位置といえる。それでも「明日はターゲットを意識してやりたい。考え方ひとつで精神状態と言うのはすごく変わってくると思う」と新たな気持ちで上位を戦う覚悟だ。

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