石川遼は50周年を迎えたベイヒルクラブのコースを「アメリカの象徴的なコース」と表現

今季の米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は24日（木）から4日間、フロリダ州ベイヒルGC＆ロッジで行われる。石川遼は開幕前日の23日（水）、当地で約4時間の最終調整を行い、準備を整えた。

石川は日中に行われたプロアマ戦にはエントリーされず、練習ラウンドを行うことはできなかった。それでも「自分の与えられた機会の中で準備する」と、コースには午後2時過ぎに姿を見せ、アプローチ、ショット、最後にパッティングを練習場で調整。肌を焦がすような暑さも気にせずに打ち込んだ。

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前週の「トランジションズ選手権」で予選落ち。満足いく結果は出ていないが、今週月曜日からの3日間の練習は密度の濃いものだった。しかし「これで今週の結果が確約されるとは思わない」と言う。整った練習環境の中で鍛錬を積み、見据えるのは2週間後の「マスターズ」でもなく、もっと先。「今年の自分、来年の自分」をイメージしている。

それでも今大会は「マスターズ」前の自身最後の出場試合。伝統ある大会にタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンらタレントも揃う。今週は4日間ともに気温30℃以上という予報となっており、グリーンの硬さはさらに増し、難易度も高くなる。「アメリカの象徴的なコースだと思う。選手の高いレベルの技術が求められる」と警戒しつつも「いい状態。しっかり準備できた」と自信を持って戦う。