2010年 フジサンケイクラシック
期間:09/02〜09/05 場所:富士桜カントリー倶楽部(山梨)
2位の遼、薗田との同組対決に「ワクワク」
5アンダーの単独首位で「フジサンケイクラシック」2日目を迎えた石川遼。この日は、「得意ではない」というアウトコースからのスタート。その苦手意識が、序盤からプレーに大きく現れてしまう。
スタートホールの1番パー4。ティショットをフェアウェイに運んだが、残り95ヤードの2打目はトップ気味に当たり、グリーンオーバーして奥のラフへ。3打目のアプローチも再びグリーン奥にこぼれ、このホールを痛恨のダブルボギー。3番パー5では、2打目に直ドラを選択して見事に2オン。流れを呼び込んだかに見えたが、20メートルのイーグルトライから4パットを犯してボギーと、不穏な空気が立ち込める。
<< 下に続く >>
序盤から3ストローク落として追う立場になった石川だが、昨日スコアを伸ばしたインコースとの相性の良さは、この日も健在だった。11番、12番と4メートルを沈めて連続バーディを奪うと、距離が348ヤードに短縮された14番パー4ではドライバーを手に。ワンオンこそならなかったものの、残り35ヤードのアプローチを確実に寄せてバーディを奪う。後半に3ストローク伸ばし、最終的に通算5アンダーの2位タイ。首位に2打差と、優勝争いに踏み止まった。
この日は、祖父が応援のためコースに駆けつけ、「力になりました」と石川。さらに明日は、同じく5アンダーで並んだ高校の先輩・薗田峻輔と、最終組での直接対決が決まった。「トップ争い(での同組対決)は、ジュニアを含めて経験が無い。それだけでもワクワクしています」。大会連覇も含め、石川のモチベーションを上げる要素は多いようだ。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!