2009年 ザ・プレジデンツカップ
期間:10/08〜10/11 場所:ハーディングパークGC(カリフォルニア州)
「重大なマッチになる」遼、再びタイガーとの対決が実現!
明日から開幕する「ザ・プレジデンツカップ」に先立ち、この日大会初日のペアリングが発表されたが、石川遼はジェフ・オギルビーと組んで、第5試合でタイガー・ウッズ、スティーブ・ストリッカー組と対戦することが決まった。
初日のゲーム方式は、二人がペアとなって交互に球を打つフォアサムゲーム。これまでの戦績を見ると、フォアボール、フォアサム、シングルスの中で国際選抜チームが一番苦手としているのが、このフォアサムマッチ。勝率は34.2%(負率は53.4%)と低く、初日に出遅れて、巻き返せずに終わるというパターンが多く見られる。
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この日はペアとなることが確定していたオギルビーらと共に練習ラウンドを行った石川。練習では、オギルビーが使う「タイトリスト Pro V1」を使用し、ボールの感触を確かめていた。また、誰がどちらのホールのティショットを打つかも決めた。石川は奇数ホールを担当、1番(562ヤード)、3番(606ヤード)と3つあるうちの2つのパー5でティショットを放つことになる。
「良いショットだけを続けていくのは難しいと思うので、ペアを組む相手がミスしたときに、それをどれだけカバー出来るかがポイントになってくる。実力的には僕がインターナショナルチームに居る分、足を引っ張るかも知れないけど、18ホール勝てると信じてプレーしたい」と抱負を語った石川。
自らが希望していた勝負どころ(6試合中5試合目)での出場に興奮も隠せない。「責任あるというか、重大なマッチになると思う。ミスショットをあとの選手がカバー出来るようにしないと、簡単に1ホール落としてしまうので、お互いのミスをカバーしあって、ミスが続いてもそのホールをパーでまとめていきたい」と、最後まで粘りのプレーで、推薦してくれたグレッグ・ノーマンに1ポイントを捧げる覚悟だ。