ショットが思うように打てるようになってきた有村智恵は、復帰2戦目で上位を狙う

左手首のケガでシーズンの開幕が遅れた有村智恵が、自身2戦目となる「スタジオアリス女子オープン」で予選を通過。通算2オーバーの15位タイに浮上してきた。

2オーバーの27位タイでスタートした有村は、スタートの1番でボギーをたたくが3番パー3でバーディを奪い、7番パー3では10mを沈め、続く8番は2打目をピンの左下2mにつけて連続バーディ。この時点でイーブンパーまで伸ばした。

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後半は14番でボギー、さらに最終18番では残り168ヤードの2打目を少しダフってしまい3オン2パットのボギーにしてしまった。「後半はバーディが奪えなかったし、昨日と同じところでボギーをたたいてしまいました」と、反省のコメントをする有村。

しかし、ゴルフの内容については「昨日よりも凄く良かったですし、先週の初日のことを考えたら、今年に入って2試合3ラウンド目でここまで回復するなんて自分でもびっくりするぐらい早いことです。一昨日まではどうやってパーを獲ろうとか考えていたのが、今はもっと上を狙いたいという気持ちになりました」と言う。

初日のラウンド後は、納得するまで練習することができたという有村は「これで予選落ちというプレッシャーはなくなったので、明日は上位を目指して攻める気持ちを持ってプレーしたい」と、何度も“上を”という言葉を使い調子が良くなってきた状態をかみ締めた。（兵庫県三木市／本橋英治）