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国内女子心をひとつに 西陣レディスクラシック 〜東北地方太平洋沖地震 復興支援チャリティ〜の最新ゴルフニュースをお届け

有村は自身初の逆転優勝へ向け1打差3位

「西陣レディスクラシック」2日目の有村智恵は、序盤から出入りの激しいゴルフとなった。

いきなり見せたのは1番ホール。同組の朴仁妃がやわらかなスイングでピンそば4mにつけ、続く下川めぐみも左ラフから転がしてピン右3mにつけると、最後に打つ有村は左足下がりの斜面から97ヤードの第2打をピンそば30センチにつけてお先にバーディ。地元熊本のギャラリーを大いに沸かせた。

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3番パー3では、ティショットをグリーン奥に外すと、「あの傾斜がどれだけ速いか知っている」と警戒し過ぎてアプローチを1.5mショートしてしまう。逆にパーパットは傾斜を下って5mオーバー。しかし、このボギーパットを沈めて「ナイスボギーでした」と振り返った。

このままでは戦えないと言っていたショットも「昨日までは形にこだわり過ぎていた」と気づき、下半身に意識を持っていくことで「上半身がリラックスして打てている」と修正に成功。「良い方向に行っていると思う」と手応えを取り戻し、結局この日は6バーディ3ボギーの「69」で回って通算4アンダー。首位との差は僅かに1打で、明日は自身初となる逆転優勝に挑むこととなった。

「自分自身も、いい加減殻を破りたいです」と苦笑する有村。周囲の期待を力に変え、地元熊本で自身初の偉業に挑む。

2011年 心をひとつに 西陣レディスクラシック 〜東北地方太平洋沖地震 復興支援チャリティ〜



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