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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、2位タイで有終「アメリカでやってきたこと証明できた」

26日、国内女子ツアー最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」最終ラウンド(宮崎・宮崎カントリークラブ)に臨んだ宮里藍は、5アンダー「67」とこの日のベストスコアタイをマークし通算4アンダー。優勝こそ逃したが、2位タイに食い込み「アメリカでやってきたことを証明できた」と納得の2006年を締めくくった。

ツアー史上最年少の3冠制覇はならなかったが、宮里は笑顔だった。前日までショットとパットが噛み合わず波に乗れなかったが、この日は1番、2番と連続バーディ。いきなりチャージをかけた。「(最終日にして)やっと良い出だしだった。風もなく(好スコアの)条件も揃っていた」。その後もショットを何度もピンに絡め、ギャラリーを沸かせた。終わってみれば、ボギーなしの5バーディと会心のラウンド。「締めくくりとしてはいいラウンドだったと思います」と笑顔を見せた。

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飛躍の2006年だった。「ワールドカップ女子ゴルフ」で今季をスタートすると、米女子ツアーではメジャーの「全米女子プロ」で3位タイ。最終戦の「ADT選手権」でも2度のカットを乗り越え4位タイ。賞金ランクもルーキーながら22位と世界ランク6位に恥じない成績を残した。帰国してからも「日本女子プロ」と「ミヤギテレビ杯」で連勝。その後も優勝争いを何度も繰り返し、アメリカでの成長ぶりを見せ付けた。「日本に帰って、アメリカでやってきたことを証明できたというか、力をつけれたかなと思います」。

さらなるレベルアップへ、オフ中の宿題も見つかった。「メンタル面が課題。(オフ中は)小技を重点的にやりたいと思います。データでサンドセーブが悪いですし」と毎年進化を続けながらも、飽くなき向上心に終着点はない。「なるべく早くアメリカで1勝したい」と宮里。来年こそは、米ツアー優勝を手土産にこの舞台に戻ってくる。

2006年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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