藍が猛追！主役の座は譲らない！！

IDC大塚家具レディス2日目、首位と5打差の10位タイからスタートした宮里藍は、この日のベストスコアとなる66で回って一気に6つスコアを伸ばし、通算7アンダー。首位の横峯さくらに1打差と迫り、帰国後5試合続けて最終組で最終日を迎える。

やはり、魅せてくれた。

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トップと5打差10位タイからスタートした宮里は、序盤こそチャンスをものにできない展開だったが、「（昨日のラウンド後から調整している）ショットさえ戻れば大丈夫だと思っていた」という通り、怒涛のバーディ・ラッシュを迎えた。

圧巻はバックナインの5バーディ・ノーボギー。折り返した、出だしの10番でガッツポーズつきのバーディを奪うと、目論み通りショットがピンに絡みだし、バーディが止まらない。気付けば順位も、あっという間に2位タイにまで浮上した。

もはや勝利の方程式ともなった『明日につながる』最終18Hでのバーディもきっちり決め、自ずと期待も高まる。

そんなラウンド後の彼女の頭にあるのは、自ら記録した去年の優勝スコア"14アンダー"「気持ちだけは去年と並ぶものにしたいし、自分に厳しく行きたい…」。すでに最終日の自分のゴルフに集中していた。