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宮里藍が描く挑戦の足跡

宮里藍の帰国初戦、2年前の再現なるか?

今週は、国内メジャーの「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に出場する宮里藍。日本での試合は、昨年の「ミズノクラシック」以来となる。同じくアメリカから帰国した直後に臨んだ06年は、2日目に単独首位に立つと、そのまま逃げ切って優勝を果たしている。

続いて出場した「ミヤギテレビ杯」でも優勝を飾った宮里だが、その後の2年間は優勝の二文字から遠ざかっている。「(2年は)時間的には長い感じがするけど、アメリカだと1年はあっという間に過ぎていくので、2年前に勝ったのが、ついこの間のように思えます。のんびりやっているので、気にはしていないです」。

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今週のコースセッティングはアメリカで戦う宮里にとっても特別難しいという。宮里のキャディを務めるミックも、「今までで一番難しい」と話しているそうだ。「アメリカとは難しさが違うけど、ラフは十分伸びているし、どれだけボギーを打たないかが勝負です。目標は毎日パープレイ。悪くても1日2オーバーくらいで収めたい」と、具体的な目標を語った。

石川県では、初めての女子メジャー大会で、期間中は多くのギャラリーの来場が予想される。アメリカで戦う宮里にとっては、それも久しぶりの経験だ。「プロ冥利に尽きますね」。不調の中で迎えた昨年の「ミズノクラシック」でもファンの大切さを痛感した宮里だが、やはり大きな声援は力になると喜んだ。

「今年はゆとりがあって、飾らず、どしっと構えていられる。違った意味で新鮮です」。苦境を乗り越えて精神的に成長した宮里は、どんなプレーを見せてくれるだろうか。

2008年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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