2007年 SBSオープンatタートルベイ
期間:02/15〜02/17 場所:タートルベイリゾート(ハワイ州)
2日目もパッティングの不調が続き、まさかの予選落ち!
開幕戦初日を83位タイで終え、ショートパットが入らないという想像もしなかった障害にぶつかった宮里藍。「課題はショートパットを確実に入れることです」と、ホールアウト後は練習グリーンに直行し、ショートパットの練習だけに1時間近くを費やした。そして迎えた2日目。まずは予選通過ラインの70位タイに順位を上げることが目標だ。
パットの調整も、気持ちの整理も済ませたはずだった。しかし、出だし2ホール目の11番パー4。パーオンに成功した宮里だが、約6メートルのバーディチャンスから3パットを犯してしまう。続く12番パー5ではアプローチのミスが重なり4オン。約3メートルのパットを外し、連続ボギーとしてしまう。
「去年の開幕戦よりはショットもいい感じでラウンドしていたんですけどね。パットで流れを切ってしまいました」
悪い流れのままでラウンドは進み、15番パー3では1メートルほどのパーパットを外してボギー。バックナインに入った2番のパー4でも、カラーからパターで打った2打目を1メートルにつけるも、これを外してしまう。6番パー4でこの日初めてのバーディを奪うが、9番で再び短いバーディパットを外し、今大会の不調を象徴するような形で最終ホールを終えた。
「カップに蹴られたときもあったし、こんな日もあるさ、という感じ。入らなすぎて笑っちゃいそうになりました」プレーする本人にとっても見る側にとっても、つらく厳しいラウンドとなり、結局この日1バーディ、4ボギー、通算7オーバーの104位タイでホールアウト。2006年の本格参戦以降では、昨年6月の「ウェグマンズLPGA」以来3度目の予選落ちを喫した。
「来週に向けて時間もできましたし、課題も見つかりました。ショートパットをしっかりと調整します」
同期のモーガン・プレッセルは、2日目を終えて首位タイに躍り出た。ライバルの活躍や自分自身に対する悔しさをバネとし、同じハワイで開催する次週の「フィールズ・オープンin Hawaii」での活躍を期待したい。