ワシントン州にあるTPCスノークォルミー・リッジで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第22戦「ボーイングクラシック」の最終日。トム・カイトが3ストローク差をひっくり返し、今季初優勝を手にしている。

首位のスコット・シンプソンと3打差の3位タイからスタートしたカイト。2つのボギーを挟みながらも、12番までに5バーディを奪って首位を捉えると、勢いに勝るカイトが14番のバーディで逆転。その後もスコアを伸ばし通算14アンダーとし、2位のシンプソンに2ストロークの差をつけ、今季初勝利を飾った。

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一方、首位からスタートしたシンプソンは、後半全くスコアを伸ばせず通算12アンダー。終盤に入ってカイトに逆転を許し、単独2位で大会を終えている。今季初優勝のチャンスだっただけに、悔やまれるラウンドとなった。

通算11アンダーの単独3位にはジョン・クック。通算10アンダーの単独4位にはマーク・ウィーブが続いている。なお、尾崎直道は通算2アンダーの30位タイでフィニッシュ。60位タイからスタートした倉本昌弘は通算イーブンパーまでスコアを戻し、44位タイでフィニッシュしている。