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2003年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権
期間:10/23〜10/26 場所:ソノマゴルフクラブ(カリフォルニア州)

ワトソンの追撃届かず、ソープが最終戦を勝利!

米国チャンピオンズツアーの最終戦『チャールズシュワブカップ選手権』が、カリフォルニアのソノマゴルフクラブで開催された。初日9アンダーで抜け出したジム・ソープが2位以下に3打差をつけて最終日を迎えた。このリードを活かして今季2勝目と賞金王の座を手に入れることは出来たのか。

序盤、ソープはショットの調子がよくバーディチャンスにつけるものの、ことごとくカップに嫌われてしまい我慢のゴルフが続いた。7番でボギーを叩くが、8番ですぐさまバーディで取り返し、前半をイーブンパーで折り返した。

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トップが伸び悩んでいる中、4打差の3位につけていたトム・ワトソンがじわりじわりとソープに詰め寄った。前半の1番と8番でバーディを奪い、ソープとの差を2打に。

後半に入って先にバーディを決めたのはソープ。11番でバーディを決めて、3打差に広げた。しかしワトソンも引き下がることなく12番、13番を連続バーディとして、その差はついに1打差。

勝負の分かれ目となったのは16番。ソープはグリーンカラーから放ったパットが入り快心のイーグル。一方、ワトソンはこのホールをバーディとし、2人の差は再び2打差に広がった。ソープは続く17番でもバーディを奪い勝負あり。通算20アンダーでワトソンを振り切り、チャンピオンズツアー最終戦を制した。

この結果賞金王争いは、ソープが優勝を収め44万ドルを加算し通算183万306ドル、単独2位にワトソンが入ったため、ワトソンが25万4000ドルを加算し通算185万3108ドル。2802ドルの差で、ワトソンが2003年チャンピオンズツアーの賞金王に輝いた。

この試合を最後にワトソンのキャディを務めるブルース・エドワースが難病ALS(ルー・ゲーリック病)のため、引退。最終戦で優勝することは出来なかったが、ワトソンとエドワーズは、初の賞金王というタイトルで締めくくることになった。

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