2005年 ジェルド・ウェン・トラディション
期間:08/25〜08/28 場所:ザ・リバースバインヤーヅ&GC(オレゴン州)
L.ロバーツがプレーオフを制す!青木32位、飯合42位に終わる
オレゴン州、ザ・リバースバインヤーヅ & GCで開催されている、米国チャンピオンズツアー第21戦「ジェルド・ウェン・トラディション」の最終日。この日、ローレン・ロバーツとダナ・クイグリーが、通算15アンダーで並びプレーオフへと突入。これを制したロバーツが、見事な勝利を収めた。
最終日に素晴らしいパフォーマンスを見せたのはロバーツだった。17、18番での連続バーディを含めて5バーディ、しかもノーボギーという完璧なプレーで、一気にスコアを伸ばしていった。一方、クイグリーは1イーグル、4バーディ、2ボギーと、やや出入りの激しいゴルフになったものの、4つスコアを伸ばしてロバーツと並んだ。
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そして迎えたプレーオフ。18番のパー5で行われた1ホール目は、お互いにバーディを奪いドロー。決着がついたのは、2ホール目の17番パー4だった。ロバーツが放ったティショットは右の深いラフへ。クイグリーは右サイドのフェアウェイをキープ。この時点では、クイグリー有利かに見えたが、続く2打目、3打目で互いにミスが続き、なんとパーパットも外してしまう。最終的には、ボギーパットを沈めたロバーツが、クイグリーを退けて勝利を掴んだ。
そのほかの注目選手では、3日目に首位に立っていた、ギル・モーガンがスコアを1つ伸ばしたものの、通算14アンダーの単独3位、同じくトップからスタートした、ダグ・トゥールはスコアを1つ落として、通算12アンダーの5位タイでホールアウト。さらに、トム・ワトソンが、この日スコアを6つ伸ばして、通算7アンダーの9位タイでフィニッシュしている。
最後に日本勢だが、青木功は前日と同じくイーブンパーでのラウンドとなり、通算1アンダーの32位タイ。一方、飯合肇はスコアを2つ落として、通算1オーバーの42位タイで競技を終えている。