ミネソタ州、TPC of ザ・ツインシティーズで開催されている、米国チャンピオンズツアー第19戦「3M 選手権」の2日目。日本期待の飯合肇が、この日のベストスコア「66」を叩き出し、首位と3打差の2位タイに浮上してきた。

この日の飯合は2番からいきなりの連続バーディで一気に波に乗るかに見えたが、続く4番をボギーとして少し嫌なムードが漂い始める。しかし、そこは日本でも数々の戦いを制してきた実績の持ち主。持ち前の力を発揮し、続く5番をパーでしっかり切り抜けると、その後すぐに連続バーディを決めた。後半に入っても3つのバーディを奪い、終わってみればこの日だけで7つのバーディを重ね、通算9アンダーをマーク。米国チャンピオンズツアー悲願の初優勝に大きく近づいている。

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首位には、前日怒涛のバーディラッシュを見せたトム・パーツァー。前日のような派手なパフォーマンスは見られなかったものの、この日も3つスコアを伸ばし、2位に3打差をつけて、明日の最終日に望む。

また、昨年の覇者で初日4位タイと好位置につけ期待のかかるトム・カイトは、この日3つスコアを伸ばすも、通算8アンダーの7位タイに後退。昨日一時は8アンダーまでスコアを伸ばし単独の2位だったブルース・リツキは、飯合と同じく2位タイグループにつけている。