米国男子ツアーはカナダシリーズの第2弾「ベル カナディアンオープン」がロイヤルモントリオールで開幕した。この大会は今年で92回目を迎える歴史ある大会で、昨年はT.ウッズが全英、全米オープンに続き3ヶ国のナショナルオープンを制した。

そのディフェンディングチャンピオンのウッズが、初日からスコアを伸ばしてきた。スタートの1番ホールと最終18番でバーディを奪い、2つしかないパー5では1イーグル、1バーディと3ストローク伸ばした。早めのスタートとなったが、通算5アンダーは首位タイとなった。

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ウッズと同じ5アンダーにはM.ｺﾞｰｸﾞﾙなど4人が並んだ。そして、1打差の4アンダーにJ.デーリーが入ってきた。デーリーは今シーズン復調の兆しを見せていたが、先週の欧州ツアー「BMWインターナショナル」で95年の全英オープン以来6年ぶりの優勝を上げている。そして、今週も初日から4バーディ、ノーボギーというゴルフを見せた。

今週は日本からは横尾要が唯一出場。その横尾は現在の賞金ランキングが132位とシード権獲得のためには、少しでも賞金を稼いでおきたい。そして、初日は5バーディ、3ボギーと横尾らしいスコアメイクで2アンダーの13位に入った。

初日から首位に立ったウッズが、2日目以降飛び出すのか、それとも見事な復活を遂げたデーリーが勢いで2週連続優勝を狙ってくるのか、飛ばしや対決も見てみたいところだ。