ダイヤモンドカップトーナメント/優勝インタビュー
2002年 ダイヤモンドカップトーナメント
期間:05/30〜06/02 場所:狭山GC(埼玉)
デーブ大久保がいよいよベールを脱ぐ
国内男子ツアー「ダイヤモンドカップ トーナメント」が。5月30日(木)から6月2日(日)まで、埼玉県の狭山ゴルフ・クラブで開催される。この大会は毎年異なったゴルフ場で開かれるサーキット方式を取り入れている。
昨年は茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で行われ、優勝したのは伊沢利光。初日116位と大きく出遅れた伊沢は、2日目に4ストローク伸ばし最下位ながら予選を通過。そして3日目にコースレコード64をマークし一気に2位に浮上すると、最終日はプレーオフを制し賞金王への一歩を踏み出した。
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今年の注目選手は、この試合がツアー競技デビューとなる大久保博元。そう、あのデーブ大久保がプロゴルファーとして試合に出場するのだ。プロ野球選手としても長距離打者だった大久保は、恵まれた体格を生かし強烈な飛距離を有する。
練習ラウンドで久保谷健一、横田真一とラウンドした大久保は、飛距離は抑え目にコントロールを重視した調整を行った。緊張を隠すためか、ドライビングレンジからラウンドまで常にしゃべり続け、和やかなラウンドだった。
日本プロゴルフ選手権、マンシングウェアオープンKSBカップと2週連続優勝を上げている久保谷が、スウィングのアドバイスをする場面も見られた。その久保谷はシーズン2勝一番乗りを果たし賞金争いでも首位に立った。今週は3週連続優勝を狙う。
大久保の影に隠れてしまったが、元Jリーガーの磯貝洋光もこの試合に登場する。99年よみうりオープン以来2度目の挑戦になるが、前回はアマチュアとして出場。今回はデーブ同様クオリファイングトーナメントで資格を得たプロゴルファーとして登場。2人の活躍が注目される。