今大会も5位に入り良い状態でメジャー初戦を迎える宮里藍（Harry How/Getty Images）

今週29日（木）に開幕する今季海外メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」の“前哨戦”で、宮里藍は通算5アンダーの5位タイフィニッシュ。開幕から4試合を終えて、全てトップ10フィニッシュという好調をキープし、クラフトにも「いい状態で入れると思う」と自信をのぞかせた。

「キア・クラシック」最終日を10位タイからスタートした宮里は、5バーディ、3ボギーの「70」でホールアウト。「トップ10で終われたことは良かった」と話す一方で、「捕まったボールが、ちょっと打てていない」とショットに少々の不安を口にする。本来のドローボールがややフェード気味の球筋となり「距離がぜんぜん違うので難しかった」と苦しんだラウンドを振り返った。

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だが、明日からは父・優氏と、コーチのピア・ニールソン、リン・マリオットと合流予定。「スイングなど、自分の中でいくつか気になっている部分があるので、そこを修正していければ来週もいい状態で回れると思う」と、メジャーを直前にしても焦りは見受けられない。

「今週は、自分のスイングとバンカーショットが良くなかった。この2つをしっかりと調整していければ、（メジャーに）いい状態でいけると思う。今年は、メジャーでチャンピオンになるというのが最大の目標。そういう意味でも自分のやるべきことは分かっているし、まずはしっかりと頑張りたい」。父と、コーチという心強い存在をさらなる追い風とし、念願のメジャー初タイトルへと繋げる。