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松村道央、諸藤将次は“師匠”を追う

千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開催中の国内男子ツアー第20戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」3日目。通算9アンダーの首位タイに宮本勝昌谷口徹が並んだ。その2人を2打差の4位タイから追うのが、谷口に師事する松村道央諸藤将次だ。

予選ラウンド2日間を終えて1アンダーの24位タイと出遅れていた松村は、このムービングデーに猛然とチャージ。3番、4番で2メートル前後のパーパットを沈めると、5番で3メートルのバーディチャンス活かして流れをつかんだ。ノーボギーのまま14番までに通算4アンダーまで伸ばすと、16番(パー5)ではティショット、セカンドといずれも5番ウッドで攻め、ピン左2メートルにつけてイーグルを奪取。さらに続く17番でもバーディとしてこの日のベストスコア「65」を叩き出した。

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一方、今季2勝目がかかる諸藤は7アンダーの2位から出て「71」のパープレー。2ストローク伸ばして迎えた後半12番からいずれも3パットで2連続ボギーを叩いて後退。それでもまだまだ射程圏とあって「ショットは良いので、まだ可能性はあると思います」と気合を入れ直した。

両選手の持ち味といえばやはりドライバーをはじめとした、長いクラブでの積極的なゴルフ。課題であるショートゲームを中心に、谷口の激しい“口撃”を浴びながら教えを受けている。「練習ラウンドで緊張してボロボロになる。だから試合ではなんともない」と松村はメンタル面での効果(?)を説明。最終日を見据え「アウトではあまり伸びない気はするけれど、3つ4つ獲れれば後半が楽になる。1個でも多くバーディを重ねていきたい」とツアー通算3勝目へ力を込めた。

そしてその谷口は「諸藤は(上位にいるのは)知っていたけど、松村は意外でした。二人と回りたいと思いつつも、俺はもっと上にいたいと思った」とサラリ。弟子の二人は最終組のひとつ前から師匠を追いかけていく。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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2011年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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