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まさか…池田勇太が予選落ち 3連覇ならず

千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースで開催中の国内男子ツアー第20戦「ブリヂストンオープン」2日目。ディフェンディングチャンピオンの池田勇太が、痛恨の予選落ちを喫し、大会史上初の3連覇の夢が2日で潰えた。

初日3オーバーの77位タイと出遅れた王者は、前半アウトで粘りのプレーを披露しスコアを伸ばした。出だしの1番で第2打をピン右2メートルにつけバーディを奪った直後に、2番ではセカンドショットがグリーン手前のバンカーにつかまりボギー。それでも6番でグリーン手前からチップインバーディを決めると、8番から2連続バーディを奪取。スコアを3つ伸ばして通算イーブンパーまで持ち直し、後半そして決勝ラウンドでの猛チャージに期待を持たせた。

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ところがインに入った直後の10番からボギーが2つ続くと、15番でもボギー。16番(パー5)でバーディを取り返すが、続く17番(パー3)では、グリーン右手前からショートゲームが冴えずに再びボギーを叩いた。

地元ギャラリーの願いのこもった最終18番。しかし声援もむなしく、5メートルのバーディパットはカップ右に外れた。通算3オーバーの68位タイは、決勝ラウンド進出にあと1打が届かず予選落ち。ツアーでは1996年から98年の「住友VISA太平洋マスターズ」を制したリー・ウェストウッド(イングランド)以来、13年ぶりとなる同一大会3連覇はならなかった。

池田にとって一番の思い入れのあるトーナメントでの屈辱に「どうもへったくれもない。予選落ちなんだから何にもない」。無念の表情でコースを去った。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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2011年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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