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手嶋多一が単独5位 シード確保に前進

千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開催された国内男子メジャー「日本オープン」最終日。手嶋多一は通算1オーバーの単独5位に終わり、2007年の「カシオワールドオープン」以来となる通算7勝目、そして2001年に続く2度目の大会制覇を逃した。

3日目を終えてトップとは5打差、1アンダーの4位タイから最終日を迎えた手嶋。出だしの1番でいきなりバーディを奪うと、7番でボギーを叩くが、我慢を続けてパーを並べ続けた。一時はトップタイと1打差をキープ。しかし16番で2つ目のボギーを叩いて通算イーブンパーとすると、最終18番では起死回生を狙った約10メートルのバーディパットは約2メートルオーバーし、3パットボギー。「残念無念。最後は(バーディを)狙いました。ワンチャンスあるかなと思って」と大きく息をついた。

「パットがほとんどギリギリ届くか、届かないかというのばかり。打てそうで打てなかった。(午後になって)グリーンも荒れてきたしね」と肩を落とす。だが単独5位の賞金840万円を加算し、今季の獲得賞金額は1260万円を超え、16年連続となる来季のシード権獲得へ大きく前進した。「また(来年も)いるのでよろしく!」と満面の笑み。この16日は43歳の誕生日。「これで後厄も終わる」。自ら大きなバースデープレゼントをつかんだ。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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2011年 日本オープンゴルフ選手権競技



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