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松山英樹は44位 プロツアー次戦は?

千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で行われた国内男子メジャー第3戦「日本オープン」最終日。松山英樹は通算13オーバーの44位タイに終わり、2年連続でのローアマチュア賞獲得はならなかった。

第一の目標に掲げていた予選通過を果たした松山だったが、初日から3日間はいずれもオーバーパー。しかしこの最終ラウンドは前半、持ち味を発揮した。出だしの1番で花道から“寄せワン”、2番は得意のパターで4メートルを沈めてパーを重ねるとエンジンがかかった。

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4番(パー5)で2オンに成功し最初のバーディを決めると、続く5番で左手前から7メートルを沈めた。そして6番(パー5)でグリーン左奥からの第3打のアプローチをピンに絡めて3連続バーディを奪取。「(今大会)初めての連続バーディだったので、気分が良かった」と笑顔を見せた。

しかしその後、8番で3パットボギー。後半は「パッティングが決まらなくて叩いてしまった」と1バーディ、3ボギーと後退。最終18番も惜しくもバーディを逃し、結局「71」でアンダーパーをマークすることはできず。それでも「最低限のスコアで回れたのは良かったと思います。ローアマは(3連続バーディの後)『あと3つ伸ばせたら、もしかして…』とも思ったけれど、8番でボギーを叩いてしまったので」と話した。

4日間を振り返り「スコアの割にはすごく収穫があった」という。今後を見据えてパター、ウェッジを大会期間中に替えたりもした。そして「ティショットの精度は思っていたより良かった。これだけ狭ければ、プロの選手もなかなかフェアウェイにはいかないもの」と充実感をにじませる。

次に出場するプロツアーのトーナメントは11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」が濃厚。同大会にはチャール・シュワルツェル(南アフリカ)の参戦が決まっており、今年のマスターズチャンピオンとローアマチュアの同時出場は大きな話題となりそうだ。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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