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大城は再びの惜敗、ツアー初勝利ならず

6月の「リゾートトラストレディス」に次ぐ、自身2度目の最終日最終組。ツアー初勝利に向けて首位タイから「SANKYOレディース」最終日のスタートを切った大城さつきだが、序盤からグリーンを捕らえるもののバーディに結びつかず、停滞が続くもどかしい展開に終始した。

1番から11番まですべてパーが並び、なかなか混戦から抜け出せない。それでも「バーディパットが入らずのパーだったので、このまま待てばバーディが来るはず。ガマン、ガマン」と自らを鼓舞し続けたが、初めてスコアが動いた12番でボギーが先行する。14番(パー5)でバーディを奪い返すも、直後の15番では1mのパーパットがカップに蹴られて3パット。勝負どころの終盤で、痛恨のボギーを叩いてしまう。

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以降もスコアを伸ばせず、1バーディ、2ボギー。逆に16番、17番と連続バーディを奪ったアン・ソンジュに突き放され、通算6アンダーの5位タイでフィニッシュ。手が届きかけていたツアー初勝利は、またもお預けとなった。

しかし「今日、最終日最終組を回って、優勝はできませんでしたが、ショットも良くなっているし自信になりました」と、失望よりも多くの希望を得た。今シーズンは残り全ての試合に出場を予定。このまま上昇気流に乗り、3度目の正直にかける。(群馬県高崎市/塚田達也)

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