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池田勇太は9位タイに踏みとどまる

神奈川県の戸塚カントリー倶楽部で行われている国内男子ツアー第18戦「キヤノンオープン」2日目。4アンダーの7位タイから出た池田勇太は4バーディ、2ボギーの「70」でスコアを2つ伸ばすにとどまり、通算6アンダーの9位タイに後退した。

アウトから出たこの日の池田は序盤、猛烈なスタートを見せた。1番で6メートルを沈めてバーディ発進を決めると、続く2番(パー5)ではバンカーからの第3打をピンそば50センチにつけて2連続。さらに3番では手前から5メートルを沈めて3連続バーディとし、いきなり首位戦線に顔を出した。

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しかし4番で1メートルのバーディパットを外すと、その後の流れは一転する。続く5番(パー3)のティショットをグリーン左のラフに外すと、ロブショットは砲台グリーンに届かず3オン1パットのボギー。7番(パー5)では第3打で右手前のバンカーから1メートル強につけたが、これも外してパーとしてしまう。続く8番(パー3)ではグリーン左からのバンカーショットが寄らずに2つ目のボギー。後半はパーを並べ、17番でバーディを奪ったが「今日よかったのは出だしだけだよ」と唇をかんだ。

それでも一昨年の大会王者はショット復調への兆しも感じている。トップの石川とは6打差と、ムービングデーの出来次第で射程圏に食い込むことはもちろん可能。ラウンド後は「ちょっとしたことで良くなると思うんだけど。噛み合えば…」と残して、パッティング練習場へと急いだ。(神奈川県横浜市/桂川洋一)

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2011年 キヤノンオープン



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