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「足が震えていた」松山英樹インタビュー/アジアアマチュア選手権

東北福祉大2年の松山英樹がシンガポールのアイランドカントリークラブ・ニューコースで行われた「アジアアマチュア選手権」で2連覇を達成し、来年度の海外メジャー初戦「マスターズ」の出場を決めた。昨年のマスターズで日本人史上初のローアマチュアを獲得した松山。2年連続となる大舞台への一戦へ向け、喜びと意気込みを語った。

―大会2連覇を達成して?
「今日は本当に韓国のイ・スミン選手が8アンダーを出して追い上げてきて、苦しいながらも勝てたので、とてもうれしいです」

―イの追い上げを見て?
「自分のゲームプランは変えずに、もう一回気持ちを引き締めて、慌てずに、あせらずに行こうと思いました」

―一緒に回った2選手は?
「キャンベル選手もイ選手もすごく実力がある。油断できないと思っていた。その2人の良いプレーに自分もつられて、良いプレーが続けられたと思っている」

―マスターズに出て、今年は連覇のプレッシャーがあった
「去年よりプレッシャーはありました。正直、トップに立ってから後半のハーフでは足が震えていた感じ。その中でも3日目、4日目ともにノーボギーで回れたのが勝因だと思う。去年のこの試合も、今年のマスターズも緊張せずに楽しめた。でも今大会は、その舞台を知っての連覇がかかる大会だった。でも、自分にとっては、今までの経験はとても役に立って良かったと思っている」

―マスターズに2年連続で出場
「今年のマスターズに出場して、自分の足りないところをたくさん経験した。これから、来年のマスターズではどうやったら通用するか、明日から、何が自分には足りないのか(考えながら)、1日、1日を無駄にせずトレーニングしていきたい」

―プロ転向を早める予定は?
「その時期は早めるつもりない。卒業してから。今いい成績を出せているのは、大学の試合などもあるから。これからも足りないところを学んで行きたい。成績だけ見れば、いい感じと思われるかもしれないが、この試合のひとつ前の大学の団体戦では悪いスコア出して、チームに迷惑をかけている。そういう大学の試合も含めていい経験ができているから、こういうゲームもできるようになったのだと思う」

―日本で石川遼のように有名になるのでは?
「遼はスーパースター。自分はまだまだ。比べようがないと思っています」

東北福祉大学 阿部靖彦監督
「今年は震災もあって、被災地の皆さんのためにもOBやOGと一緒になって、今やれることをやってきた。これでまた東北の人たちにも力になればいい。彼はまだ学生。学生全員の中のうちの一人。その中で彼が伸びているということだと思う。ただ、彼は人一倍、上を目指してやっている。いつも向上心を持っている。それが結果になっているのでは。アジアンツアーの最終戦(タイランド選手権)の出場権もこれで獲得しましたが、それは帰ってから、ゆっくり検討します。いろいろ試合の日程もたくさんあるので」

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