ニュース

国内女子日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の最新ゴルフニュースをお届け

藤田、34年ぶりの大会連覇へ一歩前進

34年ぶりの大会連覇が現実味を帯びてきた。「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」2日目、28位タイからスタートした藤田幸希が4連続を含む7バーディ、2ボギーの「67」をマーク。首位に2打差の通算4アンダー、単独4位への急浮上を遂げ、ディフェンディングチャンピオンが首位争いに食い込んできた。

初日は寝違えによる首の痛みを訴えていたが、「トレーナーに1時間半ぐらいマッサージをしてもらったら良くなった」と状態は回復。「ショットもパットも安定していた」と躍動感を取り戻し、バーディラッシュへと繋げた。前半は圧巻だった。2番(パー5)、3番(パー3)と1.5mにつけてバーディを奪うと、5番(パー3)で3m、6番(パー5)で7m、7番で1m、8番では12mを捻じ込み、怒涛の4連続バーディ。「意識はしてなかった。あ、4連続だったんだ、って」。1ホール1ホールへの集中を極限まで高め、ゾーンに入っていった。

<< 下に続く >>

先週からウッドとアイアン、今週からパターも替えたという藤田。そのパターが、今週の大きな助けとなっている。この3~4週間はパットの不調が続き、今週からパターを変える予定だったという。「パターは直感で決めている」という藤田は練習日の火曜、テスト用に置かれていたパターの中で、ポツンと置かれている1本を見つけて手に取った。「コレは良さそうだな、と。そのまま練習ラウンドに持って行った」。重さのバランスやグリップの調整はしていないが、パターとの相性は抜群。「出会いは大事ですね」と、しみじみと口にした。

ディフェンディングの立場について、開幕前は「緊張すると思っていた」と振り返るが、蓋を開けてみれば首位争いを演じる活躍ぶり。「今は楽しくなっちゃって。こういう機会は滅多にないし、ワクワクしながらプレーしています。スコアは気にしていないし、連覇もそれほど考えていません。それがこのスコアに繋がっていると思います」と心境を話す。大会連覇のプレッシャーを感じず、その立場を楽しめていることが、今の藤田を支える強みの1つとなっている。(千葉県市原市/塚田達也)

関連リンク

2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!