池田勇太が滑り込みで全英出場権を獲得
石川遼ら、JGTO選手会有志が被災地を慰問
6日、ジャパンゴルフツアー選手会の有志10名が宮城県女川町の避難所となっている総合体育館を訪れ、炊き出し、スナッグゴルフなどを通じて被災者の方々と交流を行った。
この日、避難所を訪れたのは、青木功、池田勇太、石川遼、小林正則、中嶋常幸、星野英正、増田伸洋、宮瀬博文、宮本勝昌、横尾要(五十音順)の10選手。現在この避難所では約400名の方々が避難生活を送っているが、用意されたけんちん汁500食、キムチ鍋500食、かき氷1000食が完食される盛況ぶりだった。
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午後からは女川第二小学校の1~4年生までの生徒約80人が参加して、スナッグゴルフを体験。苦難にめげない子供たちの明るい声が、会場となったグラウンドに響き渡った。
「来て良かった。子供たちの笑顔をみると勇気づけられるし、また見に来たいと思った」と青木。直前に石巻を慰問してきた石川は、「ここに来るまでの景色を車でみてきて、子供たちとどう接すれば良いか迷いがあったけど、その思いは吹っ飛びました。子供たちに逆に元気をもらいました」と笑顔を見せた。
また、今回の被災地慰問で陣頭指揮を執ったのは、東北福祉大出身の池田勇太。作業着姿で現れた池田は、率先して選手やメディアの先導を行ったり、テキパキと段取りを組むなど奮迅の活躍ぶり。選手、そして関係者を乗せたバスも、同大学のものが手配されるなど、学校を挙げての被災地支援の取り組みに、OBとしても積極的に関わっていきたいと宣言した。
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