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2011年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:コングレッショナルC.C(メリーランド州)

「すごくほっとしています」全米OP、2年連続出場を決めた石川遼

先週行われた国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」で、プレーオフで惜敗して2位に終わった石川遼だったが、一夜明けたこの日、吉報が待っていた。

今年6月16日(木)から19日(日)まで、メリーランド州にあるコングレッショナルCCで行われる第111回「全米オープン」。23日に発表された世界ランキングで50位以内に出場権が与えられるが、前週まで同53位だった石川が、出場圏内の49位へと滑り込んだ。

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「すごくほっとしています」と、石川。「ここで入らなくてもまだチャンスはあったけど、出来ることなら『とおとうみ』で決めたいと思っていて。でも先週は優勝の二文字を追いかけてやってその結果なので、ほっとしていますね」。

昨年初出場したペブルビーチでの全米オープン。初日は首位と1打差と好スタートを切ったものの、最終順位は33位タイ。4日間戦い続ける体力不足を痛感すると、その後はトレーニングの必要性に目覚め、鍛練を積んできた。「一番大きいのは、マスターズで4日間出来て、3日目から4日目にかけて順位を上げられたこと。自分で良く頑張ったと思ったし、体力がついたなと思えました」と、今季のメジャー初戦でその手応えは掴んでいる。

今年から導入している新アイアンも、新たな武器として石川の手に馴染みはじめた。「この1年間ですべてのクラブで上達出来ていると思うけど、楽しみなのはアイアンです」。石川が感じた世界のトップとの差は、5I、6Iなどでバーディチャンスにつけられるかどうか。まずは、ティアップして打てるパー3が基準になると、石川は意気込んだ。

「僕にとっては一番難しい戦いが待っている大会」と、全米オープンを評するが、昨年の経験が大きな自信にもなっている。「予選通過が目標だけど、それは通過点。その先の日曜日をどの位置で終えるかが重要なので、昨年より上回りたいし、上位で踏みとどまりたいです」。石川が再び世界の大舞台へと出陣する。

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