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石川遼

3日連続4アンダー!石川遼は4打差を追いかける

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の3日目、通算8アンダー11位タイでスタートした石川遼は、3日続けて4アンダー「68」をマーク。首位とは4打差の単独6位から逆転優勝を狙うことになった。

前半の4番(パー5)で2打目をピンの右手前1.5mにつけてイーグルを奪った石川は、9番パー5では前日と同じルートで右隣の17番ホールを使用して2オンを狙った。しかし、ティショットが風に乗ってフェアウェイを突き抜けてラフまで飛ぶと、2打目はフライヤーを警戒しすぎてグリーン手前のカラーへ。3打目のアプローチが4mもショートしたが、バーディパットをねじ込んだ。

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後半の12番(パー3、171ヤード)では、強いフォローだったためピッチングウェッジでピン横2mに1オンさせてバーディ。さらに13番パー5でバーディを奪い13アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、終盤の17番でティショットを左サイドのバンカーに入れると、2打目はグリーン左の深いラフへ。この日唯一のボギーを叩き通算12アンダーでホールアウトした。

この日の石川のハイライトは4番のイーグルではなく、6番でのナイスパーだった。ティショットを左に曲げて池に入れてしまい、ドロップした位置は強烈な前上がり。右手はグリップではなくシャフト部分を持つほどクラブを短く持った石川の3打目は、グリーン手前の花道を転がり、そのままピンに向かって一直線。カップの左からクルリと半周してカップの淵で止まるミラクルショットでパーセーブをした。

最終日を首位と4打差で迎えることについて石川は「開幕戦の方が優勝に近い位置(首位と1打差の単独2位)で最終日を迎えたけど、残り3、4ホールで優勝争いをしていなければ意味が無いと思う。たとえトップでスタートしても、それは変わらないと思います。明日は早く差を縮めて、最終組の流れに乗って行きたい」と話す。予選ラウンド2日間、不安定だったドライバーショットも安定し、最終日は序盤にスコアを伸ばせば逆転の可能性も十分にある。

2011年 とおとうみ浜松オープン



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