【2011年版】池田勇太のスイングをスーパースローで見る
2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/23〜02/27 場所:リッツカールトンGC(アリゾナ州)
勇太、2年連続1回戦で姿を消す!
「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の初日。ワールドランキング上位64人が集結し、池田勇太はスペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスと1回戦を戦った。スタートの1番は互いにパーで分け、2番パー5で2打目をグリーン奥まで運んだ池田が、3打目にカップまで10センチに寄せると、ヒメネスがそのボールをパターで払いのけ、池田のバーディが確定。それに対して、ヒメネスは5mのバーディパットを決めて、ここでも引き分けた。
4番パー4でパーセーブした池田は、ヒメネスがボギーを叩いたためリードを奪うことになった。しかし、6番パー3でボギーを叩きオールスクエアになり、しばらくこう着状態が続く。そして12番パー3でヒメネスがボギーを叩き再び1アップとするが、13番でバーディを奪われオールスクエアとなる。
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さらに続く14番も奪われ、初めて追いかける立場となった。早く追いつきたいところだったが、16番パー3で2ダウンとなり、17番を奪わなければ18番には進めないドーミーホールとなった。ここでも2オンはするがバーディパットを決められず、2アンド1というスコアで2年連続の1回戦敗退が決定した。
「俺は俺なりに頑張った。単純にバーディの数が足りなかったね。ヒメネスはショットを曲げてもパーを拾ってくるし、自分もパーでまとめられたと思う。だから、向こうのバーディに対して自分のバーディが少なかったということ」。17番グリーンから送迎用の車でクラブハウスに戻った池田は、口数少なくロッカールームに向かった。
池田は、次週開催される「ザ・ホンダクラシック」、そして翌週の「WGCキャデラック選手権」に出場し、一旦帰国。国内で調整を行い、4月の「マスターズ」に挑む予定だ。