初日は両軍譲らず!遼&峻輔はマナセロ組を撃破!
2011年 ザ・ロイヤルトロフィ
期間:01/07〜01/09 場所:ブラックマウンテンゴルフクラブ(タイ)
初日を終えた尾崎キャプテン「今日はいい練習になった」
アジア選抜のキャプテンとして3年連続3度目の「ザ・ロイヤルトロフィ」に挑む尾崎直道。最初の挑戦となった2009年は勝利を収めたが、昨年は1ポイント差で惜敗。今年は昨年の雪辱を晴らすべく戦いに挑む。
その大会初日は2人1組で1つのボールを交互に打つフォアサム形式の4試合が行われた。尾崎が率いるアジア選抜は2勝2敗で2ポイントずつ分け合い、初日はマッチイーブンとなった。
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「初日はフォアサムでしたが、それぞれの選手が自分の力をあまり出し切れない日でした。その中で2&2と言うのは上々の滑り出しだと思うし、今日一日が選手たちにとっていい練習になったと思います。ですから明日からは、さらに自分の力を発揮できると思います」。それぞれの選手たちの戦いを見て、そう話す尾崎。
そして、大会前から腰痛に悩まされていたジーブ・ミルカ・シンの状態については「プロアマが終了した時点で、やれると言う本人のコメントがあったので問題ないと判断しました。しかし、今日の状態を見ていると辛そうだったし、彼が思っている以上に回復していなかったと思います」と、自身も腰痛で悩まされた経験を持つ尾崎はジーブの状態を気にかける。
その上で2日目の組み合わせを決断した。「明日の試合の組み合わせは、勝ったチームはそのままの組み合わせにし、負けたチームを入れ替えました。今日はトンチャイ(ジェイディ)とジーブを最終組にしましたが、地元選手であるトンチャイの組は注目度も高いので、調子を落としているジーブにはもっと負担のかからない場所でプレーしてもらうことにしました。ですから、3組目をキム・キョンテ・ジーブ組、最終組を池田勇太・トンチャイ組にしました」と話す。果たしてアジア選抜の選手たちは、尾崎の戦略どおりにポイントを稼ぐことができるか。