優勝を逃した服部真夕だが、ツアー初勝利を飾った妹弟子・森田理香子を笑顔で祝福！

今週の優勝候補筆頭とも言えただろう。08年大会でツアー初勝利を挙げ、自身も「コースとの相性は良いと思う」と口にしていた服部真夕。「樋口久子IDC大塚家具レディス」最終日を首位タイで迎え、前半は3バーディ。このまま最終ホールまで勢いは続くと思われた。

だが、後半に入り失速。「（2打目以降）ウエッジを持つことも多かったけど、しっかりと寄せられなかった」と、勝負どころのバックナインで1ボギー。同じ岡本綾子門下の森田理香子に逆転負けを喫し、通算6アンダーの4位タイで終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

だが、2歳年下の妹弟子の初優勝に「一生懸命やっている姿を見てきたので、私も嬉しいです」と、表情は清々しい。表彰式が終わるまで18番グリーンサイドで待機し、森田にペットボトルの水を浴びせる手荒い祝福の輪に加わった。「頑張っているのにスコアにならない姿を見ているのが一番つらかった。諦めずにやった結果だと思います」と、妹弟子の勝利に笑顔を見せていた。

「本当にカワイイので・・・。これからも、一緒に頑張っていけると思う」。来週は、ホステスプロとして臨む「ミズノクラシック」が控えている服部。「お互いにお互いを刺激し合っている」という妹弟子の初優勝に、今度は服部が応える番だ。