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【GDO EYE】賞金王に向けた次なる一歩

2010年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」を制したのは、三つ巴のプレーオフを制した小田孔明。1973年のツアー制度施行後では3人目という開幕戦連覇で花を添え、今年も最高のスタートダッシュを切った。

昨年に続き、今年も掲げる目標はズバリ賞金王。昨シーズンは石川遼池田勇太という新世代のスター2人に阻まれたが、今シーズンももちろん、頂点を狙うには避けて通れない2人だ。その現状を投影するかのように、今週の予選ラウンドは石川・池田と同組に。ある意味、最も神経を使ったであろう予選ラウンドを首位に5打差で乗り切り、見事に2人を打ち破った。

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昨年も開幕戦を制したが、その後は石川と池田に主役の座を奪われた。「去年は夏場に勝てなかったし、遼と勇太は4勝を挙げた。(昨シーズンの)2勝ぐらいじゃ賞金王になれない」。自らを「一歩一歩しか進むことしかできない」と評する小田。だが、後に続ける「一歩一歩なら進んでいける、という気持ちはある」という言葉には、今後も着実に成長できるという、自信に満ちた響きがある。

18番グリーンサイドでのインタビューでは、「今年の目標は賞金王を獲って、来年にマスターズに行くこと。石川遼くんや池田勇太くんだけでなく、小田孔明も応援してください!」と、高らかに宣言する。まずは、着実に初めの一歩を踏み出した。昨年からの次なる一歩、その答えを夏場までに見せることができるだろうか。(編集部:塚田達也)

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2010年 東建ホームメイトカップ



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