最終ホールのグリーン上で、スコアボードを険しい表情で見つめる竹村真琴

開幕戦から2試合続けて予選落ちを喫している竹村真琴。迎えた今週の「Tポイントレディス」2日目も、3オーバーの58位タイと予選通過ラインを見据えながらのラウンドとなった。午後からは強い風が吹き始め、全体的に伸び悩む展開の中、カットラインは3オーバーと4オーバーを行ったり来たり。その中で、竹村は前半9ホールをすべてパーで凌ぎ、粘りのプレーを続ける。

「カットラインは分かっていました」という竹村だが、後半に入ってからは2ボギーを叩き、最終的に通算5オーバーの63位タイでホールアウト。カットラインに僅か1ストローク及ばず、3試合連続の予選落ちとなった。

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「ショットはすごく良くなっていて、あとはパットだけ。今日も3パットが2回、短いバーディパットも決まりませんでした」と振り返る竹村。「今週はグリーンが難しいので、しょうがないと思っています」と気持ちを切り替えていた。

次戦は、2週間後に開催される「ヤマハレディースオープン葛城」に出場を予定。舞台となる葛城ゴルフ倶楽部 山名コースは、昨年のファイナルQTでプレーしたコースでもある。この時は8位で通過しており、相性は悪くは無いようだ。「グリーンは今週に比べてやさしいと思う。ショットも、開幕戦、2試合目と比べてブレなくなって、自信もついてきました」。状態も徐々に良くなっており、心からの笑顔が見られる日はそう遠くないかもしれない。

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